脆弱通貨レバとハイパーインフレ

この出張は1996年の12月から翌月、1997年の1月までであった。そして、この滞在期間中、よく雪が降った。ホテルの前にあった気温計が零下16度まで下がったのを覚えている。

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ソフィアの冬

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雪が降った1997年1月初旬、ソフィア大学前交差点、ハイパーインフレとこの雪景色、この頃、限りないインフレに対する不満が爆発し、庶民による暴動が数回発生した。

(1997年1月)

ブルガリ・レバが暴落していた頃1996年12月−1997年1月

ソフィアに到着してから為替レートの下がり方に拍車がかかり。 ブルガリアの経済状態は悪くなる一方だった。通貨レバは対ドルでどんどん値を下げてきており、1ドル600レバを越えていた。これは最初に私がソフィア訪れた1994年初冬から実に20分の1以下に下落したことになる。

写真は、ビトーシャ通りの交換レート(左)、ホテルの近くにあったレストラン(中)、足元が悪かったせいもありよく足を運んだ。訪問先の駐車場にあったトラバンに積もった雪(右)。

ビトーシャ通りの両替表

ホテル近くのレストラン

東ドイツ製Trabant