Bulgarian Railways, BDZ ブルガリア国鉄

1996年から1997年にかけてBDZで仕事をした。経済危機の真っ只中、構造改革が国際機関の勧告にしたがって進行していた。

経営面が特に大きな課題であり、厳しい時代だった。需要さえ回復すればリストラの効果が出て、経済の回復とともに経営は持ち直すことだろう。

ブルガリアは2007年にEUへ加盟する、さらに経済的な効率化が求められることだろう。構造改革により、鉄道が廃線などに追い込まれるのは残念の一言に尽きるが日本も同じ道を辿ったのだ。

写真はBDZ本社の玄関。


BDZ修理工場

ブルガリアの中部に位置する、鉄道ネットワーク上重要な位置にあった修理工場へ同行した。修理工場は、外見の乱雑さからは程遠く内部は整頓されていた。新型機関車?若しくはリノベーションした機関車が真新しく印象に残っている。また、外にはいろいろなタイプの機関車は停車しており、子供のように見て廻った。

ブルガリア国鉄技術研究所、今は民営化されている

この研究所が、我々の最初の仕事場となった。ソフィアの中心からはやや遠く、周辺は工場地帯と農地だった。その後、市の中心に位置する運輸省ビルの一室へ移転した。

ブルガリア国鉄(BDZ)

ブルガリア国鉄技術研究所にて

左からChris、失念、私、Zoyaさん。研究所内の調査団部屋にて。(1996年12月)

BDZ