ブルガリア旅行情報
1996/97年の情報がベースとなっているがその後webなどの情報から更新している。
ブルガリアへルート
空路
1996/97年当時は最初にチューリッヒ経由、その後、ウィーンかフランクフルトを経由してソフィアへ入っている。チューリッヒを良く覚えているのはホテルにパソコンのACアダプターを忘れ、後からソフィアへ送ってもらったからだ。
成田-チューリッヒ/フランクフルト/ウィーン-ソフィア
オーストリア航空かルフトハンザ航空が便利では。(2011年5月)
陸路;ウィーン、ブダペスト、ベオグラード経由ソフィアへ
1994年初頭、ウィーンから当時何戦中だったユーゴスラビア・ベオグラードを経由し、ソフィアへ行った。あまりにも無謀だったか?戦時下とはこんな状況なのだと思い知らされた。ウィーンから先ずブダペストへ、そしてソフィア行き夜行列車(最終的目的地はイスタンブールだったと思う)へ乗り換えた。このときの列車の名前が”オリエントエクスプレス”と表示してあった。その状況は下記のサイトメモを残してある。
鉄道でのソフィアへのルートとしてのはこれは一般的だ。
査証
現在、日本とブルガリアの間には、一般旅券、公用旅券及び外交旅券所持者につき、それぞれ査証免除措置が実施されているが、当時は事前にビザを取得していた。空港でも取得できたがUSD96とかなりのお値段だった。
2007年1月にルーマニアとともにEUにか加盟したので他のヨーロッパ諸国と同様と思われる。つまり、観光、知人・親族訪問、短期商用などの短期滞在(非営利活動)を目的とする90日以内の滞在であれば、査証を取得することなくブルガリアに入国することができる。 但し、ブルガリアの国内法により、滞在できる期間は6ヶ月の間に最大90日間となっている。最初の入国の日から6ヶ月の期間に滞在期間が90日を超えな ければ、複数回の入国・滞在が可能だが、例えば連続して90日間滞在した場合には、その後3ヶ月間は入国することはできない。
(シェンガン協定批准国だと思うが、詳細は要確認)
駐日ブルガリア共和国大使館
東京都渋谷区代々木5−36−3
Tel.03−3465−1021(〜4) FAX 03−3465−1031
メール bulemb@gol.com
http://www.mfa.bg/jp/76/
在ブルガリア日本国大使館
領事窓口:
月曜日から金曜日(祝祭日等休館日を除く)
08時30分から12時30分 及び 13時30分から17時00分(電話受付は17時15分まで
電話:(国番号359)02−971−2708
FAX:(国番号359)02−971−1095
Ul. Lyulyakova Gradina 14, Sofia 1113, Bulgaria
http://www.bg.emb-japan.go.jp/jp/index.html
Sofia Airport
1996年12月、初めてソフィア空港から入国した。そのときのソフィア空港は凄まじかったな、共産主義の空港そのものだった。ベルトコンベアはかろうじて動いている程度、ターミナルビルは古く薄暗かった。全てにおいて維持管理が欠落していることは明白だった。滞在していたときに、ソフィア空港の改修プロジェクトがEIBの融資により実施されることを聞いたが、EUへ加盟する直前の2006年末にオープンした。
地元の人に言わせると、空港の場所がやや低く、秋から冬にかけて霧のため欠航が多いようだ。新空港は場所は同じだが航空管制設備でその問題は克服したのだろうか、気になる点だ。
写真は多分ターミナル1では、しかし改装されているように見える。(2011年5月)
空港のリコンストラクション
2006年8月に新滑走路がオープン、遅れて新ターミナルが2006年12月にオープンした。総事業費200 mil. EURのソフィア空港リコンストラクション・プロジェクトは新旅客ターミナル及び第2滑走路の建設から構成され、1997-98年に融資が決まった、その内訳は、EIB (60 mil.EUR), Kuwait Fund (41.5 mil. EUR(12.3 mil.Dinar), EU PHARE (7.6 mil.EUR)を融資、ISPA (Instrument for Structural Policies for Pre-Accession)が50 mil.EURを無償供与した。
新ターミナルの建設はオーストリア企業のドイツ支社Strabagが受注、第2滑走路の建設はクウェート企業であるMohamed Abdulmohsin al-Kharafi & SonsとUAE企業であるAdmak General Contracting Companyのコンソーシアムが受注した。
写真は2011年5月7日。
空港から市内へ
地下鉄延伸が計画されているが、まだまだ先のことだろう。現在の公共交通はバスが市内を繋いでいる。空港のウェブに説明があります。
タクシー
市内中心部まで8-10レバ程度と安価、基本的にメータ制。以下の2タクシー会社がカウンターを到着ゲートに持っている。(2011年5月現在)
“OK Supertrans” AD +359 2) 973 21 21 http://oktaxi.net
“Taxi S Express” +359 2) 9 12 80
バス
84番のバスが空港から市内中心部を接続している。ルートは以下の通り。
Gurko str. - Tsarigradsko shousse Blvd - Prodan Tarakchiev Str.- Terminal2 - Terminal1 (via Prodan Tarakchiev Str. and Brussels Blvd)
ソフィア市内交通
ソフィア地下鉄
1997年当時、地下鉄は建設中だった。3路線計画され、1号線から着工された。2009年9月時点で14駅、総延長18kmが開通している。
回数券、一日乗車券(4レバ)などが用意されているされている。
■ソフィア地下鉄拡張計画への円借款供与
日本政府は「ソフィア地下鉄拡張計画」として128億9,400万円を限度とする円借款をブルガリア政府へ供与、L/Aが2002年2月4日に結ばれている。
地下鉄自体は1960年代から計画があったが共産主義時代には建設に至らず、1998年1月になってやっと6.5km、スリヴニツァ大通りからリューリンを通ってコンスタンティン・ヴェリチコフ駅へいたる5駅の区間が開通した。
拡張事業は、1号線の新規建設区間(第7-第16駅区間、約11.1km)の建設によって、市中心部を貫通の上、東側住宅地まで延長するものである。円 借款対象事業区間はソフィア市が経験の無いシールド工法を含む施工を必要とする第7駅から第9駅までの約2.1kmの区間である。
■ソフィア地下鉄計画
3路線、65km、63駅が計画されえいる。
1号線Lyulin - Mladost、29km、23駅
2号線Nadezhda - Lozenets、17km、17駅
3号線(LRT)Knyazhevo quarter? City- Levski quarter、19km、23駅
http://www.metropolitan.bg/en/progress/scheme/
バス・トロリーバス
当時はバスの後部、多分エンジン部ろから火が出て黒焦げになっているバスを見かけるほどメンテナンスが欠落していた。トロリーバスについても架線が外れて立ち往生、というのも何度も目にした。
今は、そんなことはないだろうな。
タクシー
タクシーメーターの回転速度が異常に早いメーターを付けたタクシーを何度となく見かけた。特に夜間はこの手のタクシーが多かった。可変装置が付いていてその時々で使い分けていた。
2011年現在、以下の2タクシー会社が空港内にカウンターを持っている。
“OK Supertrans” AD +359 2) 973 21 21 http://oktaxi.net
“Taxi S Express” +359 2) 9 12 80
都市交通関係の情報
以下のサイトに都市交通の詳細情報、ルート、料金、駐車場等の情報が掲載されている。
Urban Mobility Centre
http://www.sofiatraffic.bg/en/common/
ブルガリア国鉄
ソフィアからプロブディフまで片道2時間30分から3時間の距離、日13本運行している。(2011年)
BDZ
ホテル
ホテルのページを参照願います。ソフィアのホテルは当時よりもホテルの数は格段に増えている。改装もあるがプチホテルから高級ホテルまで幅が広がった印象だ。
当時は選択肢が少なく、高かろう悪かろう、安かろう悪かろうだったが、新しいホテルが出来始め徐々にサービスレベルが向上していった。(2011年5月)
地方都市へ
鉄道、バスがブルガリア各地へ運行されている。バスが比較的便利だろう、しかし、プロブディフは鉄道でも容易に行くことが出来た。2時間程度だっただろうか、ソフィアから週末、日帰りで足を伸ばしたことがある。
リラの僧院へはバスだろう。市内の旅行社がツアーをアレンジしている。
ソフィアからのツアー